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ペンキは二度塗りではなく三度塗りです!理由をご紹介します

2024.02.27
 ペンキの塗装は単なる色づけ以上の重要な役割を果たします。
多くの人が疑問に思うのは、「なぜペンキを二度塗りではなく、三度塗りしなければならないのか」という点です。
この記事では、ペンキが二度塗りでは不十分な理由と、下塗り、中塗り、上塗りの各層が果たす役割について解説します。
 

□ペンキが二度塗りではダメな理由

 
ペンキ塗装において三度塗りが重要である理由は、塗膜の厚さと品質に大きく関わっています。
一般的に、ペンキは膜厚が厚いほど耐久性が高まります。
 
しかし、一度の塗装で適切な膜厚を確保することは難しく、二度塗りだと期待される膜厚に達しないため、耐用年数が短くなってしまいます。
 

*塗料の適切な膜厚

 
住宅用の塗料では、一度に塗れる膜厚は約30ミクロンです。
 
しかし、最終的には80ミクロン以上の厚さが求められるため、三度の塗装が必要となります。
この厚さの違いが、二度塗りと三度塗りの耐用年数の違いを生むのです。
 

*塗料の乾燥とピンホール

 
塗料が乾燥する際に発生するピンホールは、小さな穴であり、これが多いと雨や風が侵入しやすくなります。
塗り回数を増やすことでピンホールを減らし、耐候性を高められます。
 

*希釈の問題

 
二度塗りを選択する場合は、しばしば塗料を希釈して使用するリスクがあります。
希釈された塗料は膜厚が減少し、結果として耐用年数はさらに短くなります。
 

□三度塗りの役割

 
三度塗りにおける各塗装層は、それぞれ特有の重要な役割を担っています。
 
1:下塗りの役割
 
下塗りは、既存塗膜の効果を消し、上塗り塗料の密着性を高める役割を果たします。
この工程は、塗料が長期間壁に密着する上で不可欠です。
下塗り塗料の種類としては、シーラーやプライマーが一般的で、これらは外壁が上塗り塗料を吸収しすぎないようにするために使用されます。
下塗りの乾燥時間も重要で、適切な乾燥時間を確保することで塗装の質が保たれます。
 
2:中塗りと上塗りの役割
 
中塗りと上塗りは、耐久性を高め、均一な塗膜を形成します。
これらの層によって、塗料の全体的な性能が最大限に引き出されます。
中塗りと上塗りは三度塗りの中で特に重要な工程で、耐久性の高い、ムラのない均一な塗膜の完成に寄与します。
 

□まとめ

 
ペンキの二度塗りでは、期待される耐久性や塗膜の厚さが確保できません。
三度塗りは、塗装の質を保証し、長期間にわたって建物を保護するために不可欠です。
下塗り、中塗り、上塗りそれぞれの層が果たす役割を理解することで、塗装の重要性がより明確になります。
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