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外壁をフッ素塗料で塗装するメリットとデメリットをご紹介!
2023.12.13
外壁塗装を検討している方の中で、フッ素塗料に興味を持っている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、フッ素塗料で外壁を塗装する際のメリットとデメリットを探ります。
外壁塗装は頻繁に行えるものではありません。
だからこそ、どの塗料を選ぶかは非常に重要な決断です。
この記事が、その選択の一助となれば幸いです。
□外壁をフッ素塗料で塗装するメリット
*耐用年数が長い
フッ素塗料の魅力の1つは、その耐用年数の長さです。
一般的な塗料と比較して、15年から20年という長い期間、その品質を維持します。
紫外線による劣化も防ぐ力があり、アクリル塗料などと比べても1.5倍から2倍の耐久性があります。
このように、長期間のメンテナンスを考慮する方には、フッ素塗料は最適な選択と言えるでしょう。
*メンテナンスが手軽
耐用年数が長いだけでなく、メンテナンスも手軽です。
劣化が少ないため、頻繁に塗り替える必要がありません。
これにより、維持費も抑えられるのです。
手間と費用、両方を考慮した塗料選びには、フッ素塗料が一押しです。
*美観性が持続
フッ素塗料は、防水性や防藻性、防カビ性にも優れています。
そのため、外壁のつやや光沢が長持ちし、美観性を維持できます。
特に最近のフッ素塗料には親水性が高いものも多く、雨水で壁の汚れを自然と洗い流してくれます。
美観性にこだわる方には、この塗料が最適です。
□外壁をフッ素塗料で塗装するデメリット
1:費用が高い
フッ素塗料のデメリットとして最も顕著なのは、その高価さです。
シリコン塗料と比べても、費用は約1.6倍となります。
初期費用が限られている場合、この塗料の採用は難しいと言えるでしょう。
2:認知度が低い
フッ素塗料はまだまだ一般的ではありません。
そのため、多くの人々にとっては未知の存在であり、情報も少ないです。
高価ながらも優れた塗料であるため、もっと認知されていてもいいのですが、現状はそうではありません。
3:延命効果はない
フッ素塗料が建物自体の寿命を延ばすわけではありません。
高機能な塗料であると誤解している方もいるようですが、壊れかけの建物に塗っても、その寿命を延ばすことはありません。
4:ツヤありしかない
フッ素塗料はツヤありしか選択肢がありません。
マットな仕上がりを好む方には、この塗料は不向きです。
ツヤの有無は、塗料の親水性にも関わるため、ツヤなしではその効果を発揮しません。
□まとめ
フッ素塗料での外壁塗装は、その耐用年数の長さやメンテナンスの手軽さ、美観性の持続といったメリットがありますが、費用の高さや認知度の低さ、建物への延命効果がない点など、デメリットも無視できません。
塗料の選択は、それぞれのニーズに応じて慎重に行いましょう。
この記事が、その選択の参考になればと思います。
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