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ピュアアクリル塗装とは？特徴やメリット・デメリットを紹介！
2024.03.27
施工実績豊富なプロを求める方々にとって、外壁塗装の選択は重要な決断です。
特に、塗料の種類に関する理解は、賢明な選択に不可欠です。
そこで、今回はピュアアクリル塗料の特徴とアクリル塗料との違いにフォーカスし、そのメリットとデメリットについてご紹介します。
□ピュアアクリル塗装とは？
1:ピュアアクリル塗料の特徴
ピュアアクリル塗料は、アクリル塗料の純度を高め、耐久性を向上させた高性能塗料です。
オーストラリアのアステックペイント社製で、不純物を極力排除した結果、通常のアクリル塗料よりも約15年の耐用年数を誇ります。
2:アクリル塗料との違い
アクリル塗料は一般的に耐久性が低いとされていますが、ピュアアクリル塗料はその点が大きく異なります。
純度の向上による耐久性の強化は、外壁塗装において大きな利点をもたらします。
3:知名度と実績
ピュアアクリル塗料は、まだ広く知られていないものの、その性能に注目が集まっています。
特に、アステック社認定の「EC-5000」という製品は、高い評価を受けており、利用者からの満足度も高いことが伺えます。
□ピュアアクリル塗料のメリット・デメリット
＊ピュアアクリルのメリット
ピュアアクリル塗料が外壁塗装に選ばれる最大の理由は、その優れた防水性と耐久性にあります。
この塗料は非常に高い弾性を持っており、これが外壁材のヒビ割れを効果的にカバーし、水の浸入を防ぐのです。
特に建物が地震や気温、湿度の変化で伸縮する場合でも、この塗料の伸びる性質が大きな助けとなります。
また、その耐候性においては、フッ素塗料と肩を並べるほどであり、促進耐候性試験においても、600時間（約15年以上）の耐久性が確認されています。
これは塗装による長期的な保護を可能にし、結果としてメンテナンスコストの削減にも寄与します。
＊ピュアアクリルのデメリット
しかし、ピュアアクリル塗料にはデメリットも存在します。
その柔軟性がゆえに、外部からの汚れが付着しやすく、これが定期的な清掃やメンテナンスを必要とする原因になります。
ゴムのような粘着性が汚れを捉えやすくするのです。
さらに、塗膜に水分が侵入しやすい性質が、塗膜のふくれや浮きといった問題を引き起こすこともあります。
また、高品質な材料を使用しているために、価格が高めに設定されている点も、予算を考慮する上での大きなチャレンジです。
フッ素塗料と同等の価格帯であるため、コストパフォーマンスを考慮した業者選びが重要になります。
□まとめ
ピュアアクリル塗料は、その高い耐久性と防水性により、長期的な外壁保護を実現しますが、汚れやすさと価格面での検討も必要です。
賢明な選択を行うためには、これらの特性を理解し、自身のニーズに合わせた塗料を選定することが重要です。
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