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屋根裏の暑さ・結露対策におススメの棟換気『パッ換』のご紹介

2021.10.01
「真夏になると部屋の冷房の効きが非常に悪い」、「冬には窓ガラスやアルミサッシの枠が結露でびしょ濡れになる」といった悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
これらの原因のひとつに、屋根裏の換気不足があることは一般の方にはあまり知られていません。
住まいの暑さ・結露対策のひとつとして、屋根に設置する換気棟が非常に有効になります。
そこでこの記事では、屋根裏の空気を循環させて、暑さ・結露対策として効果を発揮する棟換気システム『パッ換』について詳しくご紹介します。
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屋根裏の暑さ・結露対策とは?

夏の湿気や冬の結露は非常に不快なものです。
夏はジメジメ、冬は窓ガラスや壁に結露が生じて部屋中がかび臭くなるだけでなく、建物の構造躯体にも悪い影響を与えがちです。
そしてこれらの症状は、屋根裏の見えない部分でも発生しています。

暖かく湿った空気は上へ上へと上昇するので、上昇した空気は天井の隙間などから屋根裏に入り込んでしまいます。
また、真夏には屋根裏の気温が40℃をはるかに超えることも珍しくありません。
そのため、屋根裏には湿気や熱気がこもりやすくなります。
屋根裏に湿気がこもると、夏の高温多湿の環境下では小屋組みの木材が腐食してしまったり、冬には暖房された室内と屋根裏との間に温度差が生じて、結露が発生しやすくなってしまったりします。
さらには、湿気で結露が生じると、シロアリやカビ、腐朽菌が発生する原因にもなりかねません。
屋根裏に発生するトラブルは、ほとんどがこうした結露や湿気がこもることによって引き起こされるといっても良いでしょう。
特に気密性の高い近年の住宅では、建物内部で発生した湿気が一度屋根裏に侵入してしまうと、様々な不具合を引き起こす恐れがあります。
この様な不具合は、屋根裏にこもった熱気や湿気を屋外に排出することで解決できます。

したがって屋根裏の暑さ・結露対策は、湿気対策といっても良いでしょう。
そして屋根裏の湿気対策では、最も高い屋根の頂部(棟部分)から熱気や湿気を自然排出する棟換気が非常に理にかなっているといえます。

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屋根リフォームに最適な棟換気『パッ換』とは?

最も簡単な屋根裏の換気方法は、屋根裏の上部に排気口、下部に吸気口を設置する方法です。
熱が建物の高い部分に集まることを利用して、下部の吸気口から新鮮な外気を取り込み、上部の排気口から屋根裏にたまった暖かい湿った空気を排出します。
この時、暖かい空気の出口になるのが換気棟です。
こうして自然に空気が入れ替わる様にすることで、大掛かりな配線工事や換気扇を設置する工事を行わなくても、効率的に屋根裏の換気を行うことが可能になります。

そして現在、換気棟が設置されていない場合であっても、金属屋根やスレート屋根(コロニアル、カラーベスト)などの場合で、屋根形状が一般的な切妻屋根や寄棟屋根であれば、後付けで設置することができます。
しかし一般的な換気棟をリフォームで設置するには、非常に手間がかかってしまうのが難点でした。

この様な屋根のリフォーム工事に最適なのが株式会社トーコーの棟換気「パッ換」で、スレート屋根に対応しています。
既存の棟板金をそのまま生かしたまま、ホルソーによる穴あけ→止水シール貼り(開口部周りの防水処理)→パッ換の留め付け(本体、カバーのビス止め)の簡単な作業で設置することができるのがメリットです。
また、特殊な工具を使う必要もありません。

一方、従来の棟換気では、棟包(棟を覆っている金属製の部材)や既存の屋根材を一度撤去して野地板(屋根の下地材)に開口を開け、捨て水切を施工して換気棟を設置する必要があったので、屋根工事専門業者でも半日以上かかる作業が必要でした。
しかし『パッ換』であれば、屋根工事業者でなくても比較的簡単に取り付けができるので、屋根を塗り替える際に塗装業者に依頼して設置することもできます。
そして設置後には塗装することも可能なので、塗り替えた屋根と同色にすることができます。

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換気棟取り付けのメリットとデメリット

換気棟の取り付けには、メリットがある一方でデメリットもあります。
また屋根形状や屋根勾配によっては、換気棟が取り付けできないケースもあるので注意が必要です。
そこで換気棟取り付けのメリットとデメリットをご紹介します。

〇棟換気のメリット


・効率よく屋根裏の換気ができる

屋根の最も高い部分に換気口を取り付けるため、家の中を上昇してきた暖かい湿った空気を効率よく屋外に排出することができる

・結露を防ぐことができる

暖かい湿った空気を排出できるので結露防止になり、室内の居住性が向上する

・木材の腐食やカビ・シロアリの発生を防ぐことができる

棟換気で効率よく屋根裏の換気ができるようになると、家全体の換気も促進されるので、結露による構造躯体の腐食やカビ・シロアリの発生を防いで、建物の耐久性向上につながる

・電力を使用することなく自然換気が可能になる
電気代をかけずに効率よく換気できるようになる

〇棟換気のデメリット


・施工不良で雨漏りを引き起こす恐れがある
屋根の一部に穴を開けることになるので、施工不良があると雨漏りの原因になる

したがってできるだけ施工が簡単な商品を選択することが望まれ、リフォームで後付けする場合には「パッ換」が適しているといえます。

・軒先や軒裏に吸気口が必要

棟換気は軒先や軒裏に吸気口がないと十分な換気性能を発揮しないので注意が必要
場合によっては、軒先や軒裏に新たに吸気口を設置する必要がある

・換気棟が設置できない場合がある

狭小住宅で棟の長さが短い場合や、急勾配屋根、特殊な形状の屋根などの場合には換気棟は設置できない

また「パッ換」の場合には、化粧スレート瓦(コロニアル、カラーベスト)の2.5寸~8寸勾配(たとえば4寸勾配であれば、水平距離1尺に対して4寸高くなること。つまり10分の4の勾配のことをいいます)の屋根に設置することができます。
したがってほとんどのスレート屋根に設置することが可能ですが、スレート屋根以外の場合や、ツーバイフォー工法の住宅の屋根には設置できないので注意が必要です。

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まとめ

住宅の長寿命化や夏の暑さ・冬の結露対策には、屋根裏の換気が重要です。
密閉された屋根裏にこもって逃げ場を失った湿気は、人を不快にするだけでなく、住まいを劣化させる様々な問題を引き起こします。
そして夏季や冬季など外気と室内の温度差が大きくなる時期には、特に屋根裏にこもった湿気を効率よく屋外に排出することが大切になります。

近年は台風などの自然災害で屋根材が飛散する事例も増えていますが、こうした被害の原因にも屋根裏の湿気により野地板が腐食していたことが挙げられています。
自然災害による事故を防ぐ上でも、リフォームで簡単に設置できる棟換気「パッ換」は非常に有効な商品といえるでしょう。


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